こんにちは。
ロンドンは6月中旬になって、なかなかに暑い日が多くなってきました。急に頭痛が、、、なんだこりゃ、夏バテか。
そんなこんなですが、今回は子育て中の「リフレッシュ」について、リアルな過ごしかたを書いてみようと思います。
写真は、久々に来たペッカムの路地裏。

子どもたちが小さいこ頃は、自分の時間なかなか取れてなかったな…って今振り返れば思うのですが、娘が8歳になると、かなりペースがつかめてきたように思います。
仕事と休憩の、切り分けかたとか。
イギリスの親たちは、割と「自分の時間」をうまく大事にしてるなぁと思うのですが、Well-being(ウェルビーイング)と言いますか、親も子どもも「ひとりの人間」なんだから、お互い元気でハッピーじゃないとだめでしょうって考えかたが軸にあるように感じます。
つまり、親も子どもも適度にリフレッシュして、心身ともにお互い元気でいることが一番良いよねという。

(買い食いした揚げパンこと、ヌテラのシュガードーナッツ)
なので、近所の友達や他の友達など、お互いにヘルプがいるときは、割と気軽に頼り合ったりすることも、今の日本に比べると、よくあることかも知れません。
例えば、娘は最近、学校の朝クラブをとっているのですが、同じ通りに住んでいる友達も行くので、途中で彼女をピックアップして、学校までつれて行っています。
その子のお母さんは朝早くから仕事で、お父さんが小さな妹の面倒みつつ、学校にも送っていかないといけないのが、見ていて大変そうだったので。
逆に私が、学校が始まるよりも仕事で早く出ないといけない時があると、学校までの間、少し早めにドロップさせてもらい、そのまま通学までお世話になったりしたときもあります。
無理しすぎず、お互いに、良い感じに助け合えるゆるい空気があるのがちょうどいいです。

ほかに、どうやって親たちがリフレッシュしてるか?というと。
クラスの学級員さんは定期的に「コーヒーモーニング」を開催してくれます。学校に送り届けた後、近くのカフェで喋るだけなんですが、情報交換したり、雑談したり。
それと同じく、ワインを飲みながらの「パブ会」「パブでクイズ大会」など、学校外でも度々あって、結構大人たちで集まる機会が多いです。
行きたい人、その日暇だったら行けばいいくらいのゆるい開催なのも、プレッシャーにならず、継続されている理由なのかもしれません。

(現在のリバティのディスプレイはヨットです、夏が近いぞ)
ユニークなので言うと、
学校の遊具や文具の予算集めの一環で、チケットは販売されるのですが、子どもたちが学校終わりに体育館に集まって、チャンネル切り替えのできるヘッドフォンをつけて、みんなで踊り騒ぐという「サイレントディスコ」という人気のイベントが、年に1~2度開催されるのですが、その後、夜の部もあって、それは親たちがボトルを持ち寄って、同じくディスコするという2部制になってました。
以前、子どもの部のボランティアをしたことがあるのですが「サイレント」じゃ全然なくて、むしろヘッドフォンしたまま歌ったり話したりするから、めっちゃうるさかった、、、、ので、親の部に参加したことはないのですが、きっと盛り上がってるに違いないです。

(イギリスでも6月になると、いちご狩りができます。日本よりは遅めかな?)
子育て中にできる体を動かす系で、日本で見たことのないアクティビティもあります。
子どもをベビーカーに乗せて、みんなで近所の公園を走る「バギーラン」というクラブ。その名のとおり、バギー時期の赤ちゃんと一緒に公園に集合し、押しながら爆走する。
それから、これはイギリスだけじゃなく米国などでも流行っていたのですが、抱っこ紐でベイビーを抱えたまま、それを活用したズンバを踊るジムエクササイズ。ソフトに赤ちゃんを起こさないように頭を支えて守りつつ、ステップを踏むので、見てて結構難しそうだけど、軽やかでおもしろそうだった。
そんなことは危ないじゃないか!とか言わず、無理しない程度に一緒にエクササイズをやってしまおうという、適度にゆるいアイデアが好きです。

(先日、日本のブランドのロンドンポップアップ用に和テーマのケータリングを監修しましたー)
私がおすすめできる身近なリラックス方ですが。
ときどき、子どもがなかなか寝つかなくて、ちょっといらいらするときないですか?眠った後にやろうと思っている家事や仕事があるのになぁ… 時間もそんな無いのに寝ないなぁ… とか。
そんなとき、イヤホンが意外と救世主になります。
片耳だけワイヤレスイヤホンをこっそりしておくと、寝たふりして目を瞑って動かなくても聴けるので、寝てくれるまで音楽聴いたり、生配信を聴いたり。いっそのこと、リラックス自由タイムにしてしまう方が「あれしなきゃ、まだ寝ないな、何時だろう」とか、考えなくてすむと言う、ね。
大がかりなリフレッシュじゃなくても、子どもが寝るまで何分間か(時には何時間か)ゆっくりする時間にするのも、自分を労うことになるかも知れません。
夏バテてる場合じゃないぞ、適当に休もう。もうすぐ夏休みだ!!!